2010年の読書まとめ

鳥居みゆきに夢中な俺の頭がヒットエンドランした本リスト2010。

ジョークとトリック (講談社現代新書)

ジョークとトリック (講談社現代新書)

自分の中での「空前の講談社現代新書ブーム」の火付け本。過去記事参照。

リヴァイアサン (新潮文庫)

リヴァイアサン (新潮文庫)

作品自体は普通。人生経験不足の男では思いつけなかったifを、作中女性のとあるエピソードで学びました。枠にはめて考えることが正しいことなのか分からないけど可能性の一つとして。ダ・ヴィンチ2010年1月号のインタビューも連想。

ディスコ探偵水曜日〈上〉

ディスコ探偵水曜日〈上〉

2010年どころか過去の読書でもトップクラスの影響を受けました。『獣の樹』もだけど、今までどれだけ「自分で考える」という事をしてこなかったんだろうと思わされます。この本の問題点は、しゃぶりつくすために舞城王太郎の作品をある程度読んでおく必要があること。最低限『世界は密室でできている』、『煙か土か食い物→暗闇の中で子供』、『九十九十九』は必要?で、『九十九十九』の問題点は、しゃぶりつくすために清涼院流水の作品をある程度読んでおく必要があること。最低限『ジョーカー』は必要?

彼方の水音 (1978年) (講談社文庫)

彼方の水音 (1978年) (講談社文庫)

題材や、妄想に突入する部分で、何か近いものを感じました。根拠0。

言葉と無意識 (講談社現代新書)

言葉と無意識 (講談社現代新書)

ソシュールアナグラムで神の電波を受信する所(大雑把に書いてます)に共感を得ました。酷い感想だけどマジなので。

哲学者の密室 (創元推理文庫)

哲学者の密室 (創元推理文庫)

潜在異色特別版『密室』以降にやってきた「空前の広義密室小説ブーム」で読んだ本の1つ(ディスコ探偵水曜日も当てはまる)。僕が鳥居みゆきについて考える理由を再確認。

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

衝撃ではこの本が2010年ナンバーワン。教祖ネタ、いつかフルでみてみたいです。

電話男 (ハルキ文庫)

電話男 (ハルキ文庫)

去年は色んな『密室』や『密室から出ること』について考えたけど、この小説のとあるエピソードでの密室開放は思いつけませんでした。出来ることなら忘れたいけど、もう忘れられない。