ダ・ヴィンチからの海外古典文学ラッシュ

今月のダ・ヴィンチ(本に関する雑誌です)に鳥居さんのオススメ本の記事が載っているという情報を入手したので発売日の朝10時に本屋へ直行!久々の読書歴新情報にヨダレだらだら。ついでにジッドの本2冊も同時購入。

記事は1/3ページで、表紙画像と併せて掲載されてたオススメ本は『砂の女 / 安部公房』、『アンドレ・ジッド / 田園交響楽』、『サロメ / オスカー・ワイルド』。『夜にはずっと深い夜を』についてのロンブー亮やインパルス板倉の一言感想も載ってました。

田園交響楽 (新潮文庫)

田園交響楽 (新潮文庫)

後半の急降下展開がすごい。なかなか深イイ話、しかしキリスト教の教養がないので完全に理解したとは言いがたい。見てないけど鳥居さんの新コント「コインロッカー」に通じるものがあるのかもしれない。見てないけど。

サロメ (岩波文庫)

サロメ (岩波文庫)

一番初めに思ったのが「ハムレットと家族構成似てるなぁ」ということだった。もしや木下さんシリーズは女ハムレットじゃなくてハムレットタッチサロメなのかなぁなんて妄想しながら読みました(逆にサロメタッチハムレットっぽい『少年サロメ』という本があるらしいので要チェックや!)。あと、全体的に狂気度高いのに、台詞のやり取りがコントチックなのも面白い。最後の独白を鳥居さんで見てみたい。

O・ヘンリ短編集 (3) (新潮文庫)

O・ヘンリ短編集 (3) (新潮文庫)

「心配性」繋がりで積読してたOヘンリ。昔「『最後の一葉』知らないとかテンテンテン」的なレスをされて辱めに遭ったことがあって早く読もうと思ってたのでナイスタイミング。で読んでみたらどこかで間違いなく読んだことある内容だった。教科書に載ってたのかな。

サキ短編集 (新潮文庫)

サキ短編集 (新潮文庫)

同じく積読してて、Oヘンリ短編集と同時に読もうと思ってた本。Oヘンリのライバルらしい。嘘が好きな人にはOヘンリよりこっちのが合うかもしれない。