鳥居みゆきと読書(非小説編その1)
鳥居みゆきさんが『しょこリータ』に出演した時に挙げていた漫画の一部を立て続けに読んだので、「鳥居みゆきと読書(非小説編)」として以前読んだものとあわせてご紹介します。ほんの一部なのでその1としました、その2は未定。基本的に漫画は読書メーターと出費が嵩むので避けてるのですが、とりあえず楳図かずおの「14歳」と、かずはじめの「MIND ASSASSIN」は読む予定です。
- 作者: 丸尾末広
- 出版社/メーカー: 青林工藝舎
- 発売日: 2003/10/24
- メディア: コミック
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真っ先に挙げてた丸尾末広の代表作。他の本に比べるとエログロも少ないそうです(というか見世物小屋の演出としての瞬間的なエロやグロという程度)。それでも僕はお腹一杯ですがwラストが幻想的。終盤、予想もしてなかった事実が発覚してホロリときそうになった、アブいアブい。
↑印象的だったコマ。女芸人うなじ美人選手権の回の99プラスの右足書き初めはアンビリバボー説が流れてたりしたけど、もしかしてコレだったのかなぁなんて思ったり。
- 作者: つげ義春
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/10/08
- メディア: 文庫
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- 作者: つげ義春
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1992/06
- メディア: 文庫
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前半は夢の中のような不思議な感覚や、突拍子も無い不条理な展開等を漫画で表現した作品群。作者本人のエッセイ「新版 つげ義春とぼく」に収録されている夢日記と合わせて読むとより一層楽しめます。ブックオフの105円コーナーが狙い目。
鳥居さんのお気に入りは「夜が掴む」、「外のふくらみ」だそうです。個人的なお気に入りはドッペルゲンガーを題材にした「ゲンセンカン主人」。あと、「コマツ岬の生活」に出てくる夫がビーグル38のムニャムニャ言うほうにソックリで吹いたwww
後半は前半の不思議な感じからガラリと変わって日常モノ。モモちゃんみたいな理解ある奥さんが欲しいです。しかしモモちゃん、よーそんなに足上がりますね。
- 作者: 杉浦茂
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1995/07/01
- メディア: 文庫
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杉浦茂の作品は、代表作かつ単巻完結している「猿飛佐助」から入ることにしました。後半になるほどブッ飛び度が増して面白い。
↑妙に印象に残ったキモカワイイ馬をパシャり。何故かみみずひめのラストに出てくる馬を思い出しました。
社交辞令でハイタッチ#10でエドワード・ゴーリーの絵本の話をしていた時に挙げていた一冊。初読時と解説後の再読で受ける印象がガラリと変わって二度美味しい。
- 作者: 本間正夫
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 単行本
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社交辞令でハイタッチ#19のラストでダジャレなぞなぞを出す時に鳥居さんが読んでいた本です。相模湾(しゃがみワン)は上級編の問題なのですが、自分は初級編からいきなり苦戦し、ダジャレの奥深さを体感しました。ダジャレって馬鹿にする人も多いけど、こういう言葉遊びの能力は鍛える意識を持たないと身につかないですね。南アルプス鳥居のネタについていくためにも鍛えねば!
ちなみにこの本、すでに絶版で、amazonの中古価格も何故か高騰してますが、図書館で簡単に借りることができると思います。このエントリを書いてる時点で、名古屋市内の図書館では20冊中11冊貸出中、意外と人気。
↑しゃがみワン(P170)
↑タイガーにせいよ(P195)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1979/06/27
- メディア: コミック
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これは正確には漫画ではないので番外編。社交辞令でハイタッチ#22(最終回)にて、飛石連休の藤井さんに『人間の欲深さ』を説明する際に挙げた「バイバイン」のオチですが、漫画版では栗まんじゅうを打ち上げるところで終わっており、鳥居さんが説明してたオチはアニメのもののようです。
参考リンク:ウィキペディア、アンサイクロペディアわさドラ版バイバイン(dailymotion)